1956-05-25 第24回国会 参議院 内閣委員会 第52号
そうすれば、それくらいの金額を出して、それを出すものとして日本の経済にどういう影響があるかというふうなことを検討いたしました結果、これならば国民経済自立計画を立てる上においては差しつかえないという数字でありまして、過去の実績と将来における国民経済の負担力ということから考えて割り出された数字であります。
そうすれば、それくらいの金額を出して、それを出すものとして日本の経済にどういう影響があるかというふうなことを検討いたしました結果、これならば国民経済自立計画を立てる上においては差しつかえないという数字でありまして、過去の実績と将来における国民経済の負担力ということから考えて割り出された数字であります。
よって、政府は早急に農産物価格安定法に基き、昨年度買い入れ価格を下回らない価格で澱粉及び切りぼしイモの無制限買い入れの処置を講ずるとともに、本法制定の際の附帯決議のごとくトウモロコシ、糖蜜、マイロ等の競合物資の輸入を制限し、もってイモ作農家経済の維持安定、国内資源の活用、ひいては国民経済自立達成のため遺憾なからしむべきである。 右本協議会の総意により要望する。
経営者側も全然払えないと言つているが相当払つているというようなことで、労賃はもう少しやはり日本経済と密著したものとして、日本経済の根本的な問題として賃金問題を、労使間なければならんという考え方で、私どもは国民経済自立との関連において賃金のあり方、労働問題のあり方を見ようということを申している次第であります。
而してこれは最も国民経済自立の上の必要なる資源であるということを前提とし、国民のために農民に対してこういうものを作つてもらいたい、而して作つてもらつたけれども、農業所得として、農民の所得が確立しなければならんということから行きまして、この法案が提出ざれたのでなくてはならん。
(拍手)従つて、その間には、何ら確固たる自主性もなければ、計画も方針もないのでありまして、おせじにも国民経済自立達成を基本とした、安定と発展を目途とした予算であるとは断じて言えないしろものに終つておることを断定しなければなりません。
次にわが国は独立回復に伴う国民経済自立の必要ということについて官民一致して強く要望しておるのであります。これには産業の振興が急務中の急務であります。それに関連いたしまして、農林水産業をながめて見ますと、農林水産業はわが国人口の半ば以上を占める産業でありまして、その振興発達が国の盛衰を左右するものであることは、論議の余地もなく国民経済自立のためには最大の要件であると存じます。
債務償還額は、昭和二十四年度千五百七十一億円、二十五年度千二百七十六億円で、二百級十五億円の減少でありますが、前年度に引続き巨額の債務償還を計画しておることは、既往の債務を縮減することにより消費インフレを抑え、資本の確実な蓄積を推進して、対日援助費の減少ないしは打切りに伴う国民経済自立の準備として、当然の処置と言わなければならぬのであります。
我が国民経済自立のために、尚暫らく米国からの援助を必要とする現在、今回の対日援助資金に関するこの措置は、援助の趣旨を最大限に実現するがための最も時宜に適するものと、かように信ずるのであります。」今回の補正予算の説明において、又しても繰返してこれと相似たことを申されておるのであります。
尚又輸入物資に多する補給金が若干廃止される結果、延いては消費物資についても多少の價格改訂を余儀なくせられますが、国民経済自立のためには、消費を節約して蓄積を行わざるを得ず、而も國も、企業も、家計も、すべてが節約耐乏する以外に、自力による日本経済の再建は期し難いのでありまして、國民諸君におかれましては、この際耐えがたきを忍んで耐乏生活を克服せられるよう念願する次第であります。